コンタクトレンズの秘密に迫っていきたいと思います。
コンタクトレンズのトラブルとして多いのが角膜の酸素不足によるものです。コンタクトレンズをしていない場合、角膜は直接外気に触れているので酸素供給が十分に出来るのですが、コンタクトレンズという壁があることによって十分な酸素が行き渡らないのです。裸眼の場合、152mm程度の量が供給できますが、コンタクトの場合は50mmほどです。半分以下になってしまうのです。酸素不足は眼障害を起こしやすいので装着時間は守るようにしましょう。
角膜の上にある上皮細胞は5層の膜で出来ていて常に新陳代謝を繰り返しています。段々と表面にせり上がってきて一週間程度で入れ替わっているのです。しかし、コンタクトレンズによって酸素供給が十分でなくなると十分に新陳代謝が行われなくなります。古くなった細胞はその場に留まり、やがては形を保てなくなって剥がれ落ちるのです。これがびらんと呼ばれる症状で、やがて5層全域に渡り上皮剥離という状態になります。
ソフトコンタクトレンズの場合、角膜よりもレンズが大きくすっぽりと覆ってしまうため、涙の交換がスムーズに行われなくなります。これが慢性的な酸素不足を引き起こすのですが、それだけではなく凝縮した涙の成分も交換されなくなるので、それらがレンズに付きやすくなったり、角膜に傷がついたりします。これを防ぐためにも定期的にコンタクトレンズを外すようにしましょう。
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